• img-original17
  • 246a 清洲橋
  • 高橋弘明 牡丹に文鳥

THE 新版画

版元・渡邊庄三郎の挑戦

 秋田県立近代美術館 ~版元・渡邊木版美術画舗特別協力

 

渡邊版 新版画の誕生からその軌跡までご覧いただけます。

2024 7.20 SAT – 2024 9.23 MON

詳細を見る

商品カテゴリーCategory

  • Original
    浮世絵オリジナル

    江戸時代、浮世絵は人々の楽しみや憧れ、話題や新情報などを木版画の技法を使って製作され、多くの人々が入手できるよう安価で販売されました。話題の歌舞伎役者、巷で噂の美人、江戸で人気の名所、血沸き肉躍る勇壮な武者、土俵で無敵の力士、繊細な花や鳥、などが次々に浮世絵となりました。はじめは墨一色だった浮世絵も、手彩色で色が付けられ、やがて数色の木版画となりました。18世紀半ば過ぎには、十数色の多色摺りとなり、錦のように鮮やかだったので「錦絵」とあだ名が付けられました。幕末までに数えきれないほどの浮世絵が製作され、明治の頃には海外で芸術品として評価され輸出されるようになりました。しかし火事が多かった江戸・東京では多くの浮世絵が焼失。その後も関東大震災や第二次大戦の戦災などもあり、現存するオリジナル浮世絵は意外に少ないのです。渡邊木版美術画舗では創業以来オリジナル浮世絵版画を本業の一つとしています。店内には常時百点以上の在庫がありますので、お客様の蒐集のお手伝いや、海外等へのお土産・記念品などの需要にもお応え致します。

    一覧はこちら
    main-category-image1
  • Revival
    浮世絵 復刻版

    江戸時代と同じ手法で現代に再現した手摺木版画です。
    江戸時代のオリジナル浮世絵を参考に、まず現代の彫師が版下を基に新たに山桜の板に墨線と色板を彫り上げていきます。次に摺師が出来上がった版木を版元と打合わせをしながら、越前の手梳き奉書和紙に、バレンで摺り上げていきます。
    現存するオリジナル浮世絵の古い色ではなく、約200年前に江戸の庶民が楽しんだ、出来上がったばかりの色を再現しています。

    一覧はこちら
    main-category-image2
  • Shin Hanga
    新版画

    江戸時代に隆盛を誇った浮世絵版画は明治末には新聞・写真・絵葉書などの発達で衰退していました。
    明治42年(1909)の創業以来、浮世絵木版画の技法を使い輸出向け版画を制作していた(株)渡邊木版美術画舗・創業者の渡邊庄三郎は、肉筆画の複製を木版画で作るのではなく、美術品として新しいオリジナル木版画を近代の作家と浮世絵の技術を使い創作できないかと考えました。
    大正4年(1915)オーストリア人のフリッツ・カペラリ、橋口五葉と試作をはじめ、以後鏑木清方門下生の伊東深水、川瀬巴水などが新版画の制作に参加し、多くの「新版画」が誕生しました。
    後世、この活動は渡邊庄三郎が牽引した「新版画運動(ムーブメント)」と名付けられました。渡邊木版美術画舗ではオリジナルの版木を使用した新版画の後摺り木版画作品を現在も作り続けています。
    また、渡邊木版美術画舗は厳選した初期摺りの新版画作品の展示即売会も年に3回行っています。

    一覧はこちら
    main-category-image3
  • modern
    現代版画

    昭和28年頃より渡邊木版美術画舗は伝統的な浮世絵版画の技術を現代の創作版画家にも伝えようと「版画懇話会」を立ち上げ、現代の創作版画家と共に活動してきました。
    木版画、銅版画、シルクスクリーン、リトグラフ等、現代の作家が自身で絵を描き、彫刻し、摺り上げ、すべての工程を一人で行う自画・自刻・自摺の作品群です。
    制作方法は木版とシルクスクリーンの併用など、ひとつの版種にこだわらない、 作家毎に個性豊かな作品群がご覧頂けます。

    一覧はこちら
    main-category-image4

版元としての渡邊木版美術画舗History

明治41年京橋で創業し、今年で116年目を迎えます。
創業時の看板は「渡邊木版画舗」、通称渡邊版画店。正式名称は株式会社渡邊木版美術画舗と昭和18年に社名変更致しました。関東大震災で京橋の店が被災し、現在の地、銀座8丁目6-19に大正14年4月に移転し今日に至ります。

詳細を見る